音楽と生活と私

音楽や日常や映画やドラマついて主に語るブログです。

欲望の見え方

おはようございます。

 

朝7時26分にブログを書くことなんて、多分初めてなんじゃないかと思いましたが、2018年の12月にやってたっぽいです。

この日はポルノグラフィティのカウントダウンライブでした。

 

で、今日もライブです。

Mr.Childrenのツアー初日です。

福岡に行くため、今、成田空港にいます。

 

ライブの遠征が久しぶり過ぎて、テンションを忘れました笑

というか、Mr.Childrenのライブが2019年4月振り且つこの時も福岡のドーム公演。

なんか不思議な感じしますね。

あの時は、コロナなんて全くなかった時でしたから、まさかこんなことになるなんて思ってもみませんでした。

 

でも、こういう世界になって改めて思うのは、人はどんな時も欲を持ってしまうんだな、ということ。

生きていくために、楽しいと思えること、欲しいものを手に入れるための欲だけは捨てられないなと。

私も今回、福岡まで遠征しますしね。

人によっては「今そんなところまで行っていいのか?!」って思われてしまうような行為だと認識はしています。

でも、Mr.Childrenに会いたい、音楽を生で浴びたいって気持ちで、欲で、行くんです。

この欲は、果たして綺麗なものなのか?とたまに考えてしまうこともありますけども。

 

 

欲と言えば、先日「女子高生に殺されたい」という田中圭主演の映画の舞台挨拶を見てきました。

 

私は元々、田中圭さんの演技が好きで、それで観に行ったんですが、本当にとんでもない映画でした。

 

あ、一応ここから映画本編に近い話をするので、観る予定の方はご注意ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、話を戻しますと。

なんでとんでもない映画だと思ったかというと、女子高生に殺されたいと願う圭さん演じる東山が恐ろしいほどに「普通」を演じているからです。

 

なんか、正直言うと、女子高生に殺されたいって思うなんて、とんでもない変態じゃんと思ってたんですが、そうじゃなかった。

実はこういう人様には言えない隠すべき欲望ってみんな持ってるよね?ということが、じわじわ伝わってきたんですよね。

 

普通を演じてる人達も、実は隠したいことあるし、逆に言うとそれも普通なんじゃないかと。

勿論、欲望をむき出しにして人を傷付けることは絶対にしてはいけませんが、そういう人を「あの人は異常だ」と切り捨てることでまた、自分の異常性に見て見ぬふりをして、知らない誰かを傷付けているんじゃないかな、って。

 

でも最近、やたらと性犯罪に関するニュースが出て、こういうニュースを見るたびに「こんな奴らみんないなくなればいいのに」と思ったりもしてしまいます、正直。

矛盾してるんですけど、でも、切り捨てるだけでなく、それがどうして生まれてしまったのか、欲望をおさえるためにすべきことはなにか、そういう背景にも、少し目を向けなくてはいけない時が来ているのかな、と思いました。

 

…複雑ですけどね、こういう風に犯罪者を許す、みたいな気持ちを持たなくてはいけないこと自体は。許せない人も沢山いますから。

でも、多様性を認める世界にしていくなら、考えなきゃなと思ってます。

 

 

 

 

ちなみに、舞台挨拶については別の記事で書こうと思います笑

忘れないようにメモだけが眠っています…