花腐しの名古屋舞台挨拶レポ
こんばんは。
めちゃくちゃ久しぶりの更新です。
今回は、10月24日に行われた映画「花腐し」の名古屋の舞台挨拶の簡単なレポを書こうと思います!
※思い出したらちょこちょこ更新します(10月31日現在)
劇場のアートワークも素敵でした!
そして、エレベーター横には…
アートワークの横に立つ荒井監督と綾野剛さんの写真がありました!
名古屋の舞台挨拶に登壇したお二人です。
サインも飾られてました!
ガン見してしまいますね。
さて、ここから下はレポに入っていきたいのですが、その前に注意事項を。
もちろん、録音した訳じゃないので、言葉は一言一句そのままではありません…!
あくまで、ニュアンスのみだと思っていただければ、大変助かります!
流れも、完全にこのままではないと思います…!
また、映画本編の大幅なネタバレはしていませんが、多少は本編に触れています…!
少しでも本編に触れるような言葉があると嫌!という方は、公開後に読んでいただけたらと思います…!すいません。
それでは、レポ書いていきます!
※Xで少しポストしている文章を肉付けしてます
⚪︎入場
シアターへの入り口は一つのため、一般客が入ってきた入り口から入場。
何故か剛さんだけ先に登場していた笑
後ろを振り返ると荒井監督が来ていないことに気付いた剛さんが「あれ…笑?」と戸惑っていた。
その後、すぐに荒井監督も入場。
剛さんが「大丈夫ですか?」と少し気遣っているように見えた。
⚪︎入場後
荒井監督「(会場見渡しながら)これ、18歳未満いるんじゃないの笑?」
剛さん「いないと思います笑」
⚪︎最初の挨拶
剛さん「映画の内容がしんどいので、この時間は楽しんでもらえればと思ってます。そのギャップも楽しんでもらえるかと思います」
⚪︎花腐しの雨の演出について
剛さん「あの…どこなら説明して良いかな…あ、ここからにしよう。」と身振り手振りで。「雨が1円玉の大きさでした。あの、ホースでこう、先をぐっと潰すと、びゃー!って出るじゃないですか?あ、突然びゃー!とか言ってすいません笑。あれが1粒みたいな感じで体に当たってくるんです。歩いたら3秒でびしょ濡れです。雨の中で寝転がるシーンもあるんですけど、溺れそうになるくらいの量です。」
荒井監督「白黒だから、雨の量を余計に増やさないといけなくてね。1.5倍くらい?増やさないと雨が画面に映らないから」
剛さん「映画の序盤の雨のシーン…ごめんなさいなんですけど、ここか!と思ってもらえれば。逆にほくそ笑んでくれたらと思います笑」
⚪︎どうして過去をカラー、現代を白黒にしたのか?
荒井監督「大体は過去はセピアや白黒、現代はカラーじゃないですか。僕は逆がやってみたかったんです。」
→白黒の流れで。
荒井監督「僕なんかもう、毎日白黒の世界だからね」
司会者「いやいや、今日こうやって綾野さんと一緒じゃないですか!」
荒井監督「いや別に、僕綾野くんと一緒に暮らしてるわけじゃないからなぁ笑」
剛さん吹き出す。
⚪︎お互いについて
剛さん「荒井監督はもう、都市伝説みたいな方ですから」
荒井監督「僕、嫌われてるからなぁ笑」
剛さん「いやいや」
→荒井監督の印象について聞かれる剛さん
剛さん「僕、なるべく印象をつけないでいようとしてるんです。…って、都市伝説ってめちゃくちゃ印象つけちゃってますけど笑」
→荒井監督、黙っている。
剛さん「監督、疲れましたか笑?」
司会者「朝から取材続きだったと聞きました」
荒井監督「朝から同じことばっかり言ってるからね。何か違うこと言えないかなって。酒でも飲んでたら話せるんだけどね笑」
剛さん「でも、僕たち最後のこの舞台挨拶を楽しみに頑張ってきたじゃないですか笑!」
精一杯のフォローに会場が笑いに包まれる。
剛さん「見ての通り、監督はシャイですから笑」
⚪︎本物の監督が花腐しに出演した件について
荒井監督「役者さんが監督の役をしても、なかなか雰囲気が出ないから。それならって、本物の監督さん達に出てもらうことにしたんだよね。でも、役者じゃないから演技が下手な監督もいたね笑」
→監督さん達はすぐにオファーを受けてくれたのかについて
荒井監督「僕からの頼みなら、断れないなと思ってね笑」
→実は荒井監督も映画に出たことがある件
剛さん「えっ!本当ですか!観たいです!」
荒井監督「竹中直人の作品に出たんだよ。最初は出る気じゃなかったんだけどね、俺より上の監督がセリフ有りの役もらってたから、断れなかった笑」
剛さん「監督はセリフなしですか?」
荒井監督「俺はなかったね」
剛さん「なかったんですか…。セリフ話してほしいです!」
荒井監督「また今度ね」
剛さん「今の話、絶対覚えておいてくださいね笑?」
荒井監督「綾野くんが撮るなら出ようかな」
剛さん「勘弁してくださいよ笑」
⚪︎花腐しが荒井監督の遺作と言われている件について
剛さん「僕もちょっと聞きました」
荒井監督「この前、入院してたじゃない?その時、言われたんだよ。花腐しが遺作で良かったですねって」
剛さん「やめてくださいよ!まだ撮ってください!」
荒井監督「じゃあ、花腐しが売れなきゃね」
剛さん「皆さん、よろしくお願いします!」
⚪︎キャスティングについて
剛さん「僕は最初、顔合わせはオーディションのつもりでした。会ってみて、やっぱり違うってこともあるだろうし」
荒井監督「僕は本当に出てもらえるか不安で」
剛さん「これ、さっき知りました笑。そんなこと思ってくれてたんだって」
荒井監督「いやいや。君たちの庭みたいなところで(おそらく事務所のある三軒茶屋)、僕1人だったんだから!こっちの方が不安だったよ笑」
剛さん「そうでしたね笑!」
荒井監督「僕、女も男も口説くの下手くそなんだよね笑」
剛さん「いやいや笑」
荒井監督「だから、会いに行く前に色々綾野くんのこと調べたんだよ笑。そしたら、Wikipediaで誕生日同じだ!って気付いて。これしかないって!」
剛さん「僕知ってましたよ笑!」
荒井監督「だから、誕生日同じだねって口説いたよね笑」
剛さん「見事に口説かれました笑」
⚪︎名古屋について(会場からは「おかえりなさい」の声)※剛さんは岐阜出身
剛さん「なんかすいません笑。隣なのに。帰る場所があるって幸せですね」
→荒井監督も名古屋と岐阜に縁が…
荒井監督「大垣市を超えた、垂井ってところに同級生が院長やってる病院があって」
剛さん「そうなんですか!」
荒井監督「そこに毎年行って、名古屋のビルでご飯食べて帰ってきてたね」
⚪︎柄本佑さんについて
荒井監督「あいつは天才肌だよね。説明台詞があると棒読みしたり、飛ばしたりするから笑」
笑う剛さん。
→荒井監督は5歳から佑さんを知っている件
荒井監督「〇〇(覚えてないです…)って映画に出てね。それが楽しかったんだろうね。役者になったよね」
剛さん「佑くん、まさか自分が5歳の時の話をされてるなんて思ってないでしょうね笑」
→そのまま柄本ファミリーについて
剛さん「映画界に欠かせない存在ですよね」
→佑さんの義理の父の奥田瑛二さんも出演していた件
剛さん「本当にずっとカッコ良いですよね。カッコ良い背中を見せてもらいました」
⚪︎最後の挨拶
剛さん「この作品は、皆さんに観ていただいて完成する作品だと思っています。皆さんの中で育んでいただければ幸いです」
荒井監督「観てください。とにかく、それしか言えない笑。あ。そうだ、最後まで観てください。綾野くんファンにとっては、ご褒美みたいな映像があるので」
剛さん「ご褒美?…あ。あれですか!」
荒井監督「そう。意外と最後まで観ないで帰る人がいるみたいだから」
剛さん「そうですね。エンドロールが終わったあと、最後まだ映像があるので」
荒井監督「そこまで言っちゃうんだ笑」
剛さん「いや、荒井監督の作品で最後こんなにオシャレに入れてくるって思わない人がいるかもしれないですからね!」
荒井監督「いやいや笑。あれだよ、中国とか韓国とかだと、エンドロールの途中で幕が閉じちゃうからね」
剛さん「えっ?幕が閉じるんですか?」
荒井監督「そうそう。エンドロール流れてるところで、横からこう幕がサーっと下りちゃう」
剛さん「せっかちですね笑」
⚪︎マスコミ用のフォトセッション中
剛さん「あ、岐阜新聞ですね笑?」
階段上にいた岐阜新聞のスタッフに声をかけていた。
⚪︎フォトセッション終了後
マイクを劇場の方に返しながら、剛さん「あ、すいません!ちょっと皆さんと写真が撮りたくて!」と提案。
会場から歓声。
ジャケットから自前のスマホを出す剛さん。
すぐに横からスタッフ(マネージャー?)が飛んできて、剛さんに別のスマホを渡す。
最初は正面から撮ろうとしていた剛さん。「横が映らないのか…」とぼそぼそ。
スマホを持ってきたスタッフと話し、どうやら斜めからなら全員映りそうというところに着地。
剛さん「じゃあ、正面と斜めから撮ります。映りたくない方は、こう(顔を肘あたりで隠しながら)してください笑!」
まずは正面から撮った後。
剛さん「チェックします笑!」
それから斜めから撮る際、最初は真ん中で撮った位置と同じ場所にいたが、スタッフからもっとカメラの手前に来たほうが…と提案されて、2人とも移動。
剛さん「何度もすいません笑!」
その際、司会者の方も「一緒に映っちゃお笑!」と移動してて微笑ましかった。
そして、写真撮影終了。
剛さん「ありがとうございました!」と笑顔で荒井監督と一緒に退場。
こんな感じでした!
剛さんは会場のお客さんをよく見ようと、後ろの方まで目線を動かしてたのが印象的でした。
荒井監督は、とにかくお茶目な方で所々自虐しつつも楽しそうにお話しされてる姿が印象的でした。
花腐しの公開まであと10日ほど。
それまで余韻に浸りつつ、また劇場で観れるのを楽しみにしたいと思います!