音楽と生活と私

音楽や日常や映画やドラマついて主に語るブログです。

ポルノグラフィティは青春

こんばんは。

 

 

 

夜中に、昭仁さんがカバーしてくれた卒業写真(ラジオ音源を録音したもの)を聴きながら書いています。

 

この間、テレビからユーミンの「卒業写真」が流れてきたんです。

何度も聞いたことがある名曲。

外国の方が歌っていたからなのか、歌詞をふと見ながら聞いてたんです。

 

「あなたは私の青春、そのもの」

 

この歌詞が聞こえてきた時、泣きそうなくらい、ぐっと胸が苦しくなったんですよね。

 

卒業写真の歌詞の中には、私は都会に出て変わってしまったけれど貴方は変わらないでいてね、っていう切ない気持ちが溢れているんですが、この歌詞の意味が頭でようやく分かったからです。

 

大人になると綺麗事だけじゃなくて、世の中の汚い部分や暗い部分、悲しい部分も沢山知ることになります。

その中で、変わっていくしかなかった「私」に対して、まだ変わっていない「貴方」がいることがどれだけ救いになるか。

 

ずっと好きだった人が今も変わらずいてくれることが決して当たり前ではないってわかった大人になった「私」だからこそ、卒業写真と変わらぬ姿(面影)をしている「貴方」が好きな私を信じて生きていけるんだろうなって。

 

だからこそ、私の青春は貴方だったと胸を張って言うことが出来る訳ですよね、きっと。

 

 

 

何が言いたいかというと、私の青春はポルノグラフィティだったってことです。

 

だった、と言うより、今も青春です。

ずっと青春です。

 

 

 

中学2年生の時にテレビで初めてちゃんと見て、やっと巡り会えた…ってくらい、身体中に衝撃が走ったことを今でも覚えてます。

 

中学は大嫌いで、クラスに馴染めなかった上に、勉強にも全然ついていけなくて、通学が苦しくて仕方なかったんです。

 

でも、それでも頑張って学校に行けたのは、ポルノグラフィティがいたからなんですよね。

ギフトを聞いて、絶対にこんなところで終わらせてたまるかって気持ちで歯を食いしばれたからなんです。

 

昭仁さんは当時パーソナリティーだったANNで「大人ってバカなんだな、でも、好きだな」って毎週思わせてくれて、笑わせてくれた。

晴一さんは、自宅にて。で「こんなにステキな考え方をしている大人もいるんだ」って思わせてくれた。

二人は当時大人を信じることが出来なかった私に、大人は楽しいんだよって教えてくれた存在だったんですよね。

 

そうやって未来に希望を持ちながらなんとか頑張っているうちに、勇気を出して話しかけた同級生がポルノグラフィティが好きな子(後のラバッパー仲間)だったり、クラスは違うけれど後の親友に出会えたりしたんですよね。

 

中学時代の親友達とは、今でも会って旅行に行ったり、一緒にライブ行ったりもしますし。

 

そんなポルノに出会ったのが、10年前の話なんですけどね。

2008年。

 

あの時に見ていたテレビ番組も、流行っていた漫画も、全部全部変わっていきました。

気付いたらテレビは地デジになってましたし、学校が休みの日は必ず観てたいいともは終わってましたし、皆が使う携帯電話はガラケーからスマホになってました。

 

でも、ポルノグラフィティは変わらなかった。

私の中で、ずっとずっと信じてきた存在は、変わらなかった。

中学2年生の時に信じた二人は、ずっと私の中で素晴らしい人で、尊敬できる人であり続けてくれた。

 

それが、どれだけ私の心の救いになるか。

 

大人になって、社会人になった私が変わってしまったと感じる場面は沢山あるけれど、その中でも「ポルノグラフィティを好きな私」が変わらないこと、ポルノグラフィティが良い意味で変わらないことが、人生でどれほど価値のあることか。

 

 

いつか、昭仁さんがラジオで卒業写真をカバーした時に、こんな風なことを言っていました。

 

「この、貴方は私の青春そのものって凄い歌詞よね。青春そのものって、それほどの想いってことだもんね。」

 

 

 

 

私は胸を張って言えます。

ポルノグラフィティは、私の青春そのものです。