King Gnuが生きてる時代に生まれて良かった
こんばんは。
先日、代々木のKing Gnuのツアーファイナルに行ってきました。
去年の3月、代々木で見るはずのチケットが、今回のツアーファイナルのチケットになったんですが…本っっ当に、今年のKing Gnuのツアーファイナルを観れたのツイてるなって思いました。
今、King Gnuを聴きながらブログを書いていますが…本当に最高だったなという余韻がすごいんですもん。
久しぶりにバンドのパワーを浴びました。
普段の私は、ライブはテンション上がりつつも、ちょっと自制した感じで楽しむタイプなんですけど、King Gnuだけはなんかコントロール出来なくなるんですよね。
King Gnuのライブ自体は今回で観るの4回目だったんですが、だんだんコントロールが難しくなってる気がします笑
勝手に体が動いちゃって止まらない。
あと、なんか飛んでしまっている。
もうライブから3日経ってるのに、筋肉痛が抜けないです笑
運動不足ってこともありますが、それくらい普段動かしてない体が動いてしまってるってことなんですよね。
運動不足の方にもおすすめしたいですね、King Gnuのライブは←
あとですね、今日ようやく今月発売のムジカのKing Gnuのインタビューを読んだんですけど、本当に彼らはワクワクしたことしか言わない方達ですね。
最高過ぎます。
(※以下、若干ムジカのインタビュー内容にも触れますので注意)
強気なメンバーもいつつ、でも現実的にこれはどうなんだって考えられるメンバー、純粋に音楽を楽しめるメンバー、そして歌を突き詰められるメンバーと、本当に最強じゃないですか。
バンドって最高ですね。
でも、同時にバンドって本当に儚いと思うんです。
ビジネスライクな感じでやると、もう株式会社みたいになりますしね。
「レコーディングは別々です」とか、「普段何してるか知らないです」とか、「曲のやりとりはメールだけです」みたいな。
それやると、なんかもうね…ぜんっぜんヒリヒリしないんですよ。ワクワクしない。
金太郎飴みたいな、一定クオリティの曲ばかり量産されて、「はいはい、こんな感じで」感が出ちゃって。
名前は挙げませんが、私がずっと聴いていた大好きなバンドがそんな感じになっちゃって、つまんないなーって思ってたので、King Gnuのライブやインタビューを見て、「そう!!バンドはこれだよ!!この感じ!!この泥臭い感じが好きなんだよ!!」って思い出しました。
私はバンドにこれがないとダメなタイプです。
なんでしょう…なんていうか、せっかく複数人で音楽やってるのに、勿体なくないですか?
演奏上手い人も歌が上手い人も、いくらでもいる。でも、それでもこのメンバーでやる意味って何、と。
単に曲を誰か作って、それをただ演奏するだけのレコーディングなら、それはそのメンバーじゃなくても良くない?と。
もっと、もっと、みんなでグルーヴしながら曲作って「お前、最高だな!」みたいな、「それ全然ダメだよ!」みたいな、そのぶつかり合いが欲しいんですよね。
だから、できる限りアレンジも全部自分たちでして欲しいんです。自分達の色をこれでもかって入れてほしいので。
それするなら、もう何してもいいです、自分達の音なら魂入ってるので。例え打ち込みでも。
なんでしょうか、その泥臭い感じをトップシーン走りながら出来てるんだろうなって感じたんですよ、King Gnuは。
圧倒的な演奏力の高さからではあると思いますけど。にしても、異次元のレベルだと思います、曲の持つパワーがやばい。
だからライブで演奏が始まった瞬間に、体が勝手に揺れるんでしょうね。
曲が爆速しているというか、なんというか、生きてる。生きて私達の元にやってきてる感じがするというか…鮮度抜群。
ちょっと大袈裟になるかもしれませんが、今ここでバンドでグルーヴしてたら曲出来ました!くらいの鮮度。いや、大袈裟じゃないな。本当にそうですね。
それが昔の曲でも出来てるのが凄い。
懐メロにならない。
インタビューの中で、常田さんが「曲が有名か有名じゃないかに関わらず、ファンのみんながどの曲も一生懸命聞いてくれる」的なことを言ってくれてましたが、それは曲の持つ鮮度が高いからなんじゃないかなと、いちファンである私は思いましたね。
普通…といったら語弊あるかもですが、ある程度有名になっちゃったら、忙しさから曲作りもルーティンワークになっちゃうんだろうと思うんですが、そうなってない。
全然、泥臭い。
めっちゃ歯を食いしばって、えいや!って、なんなら命を削って曲作ってる。
だから、時々King Gnuは心配にもなっちゃうんですけどね…笑
でも、毎回毎回ね期待値を大幅に乗り越えてくるので、ワクワクしちゃうんですよ。
常田さん、この前名古屋のホテルに閉じこもって曲作ってましたけど…ドキドキ。
いやぁ、バンドって最高ですね。
思い出しました。
本当にありがとう。