良い子ちゃんやめなきゃダメね
学生時代、クラスでの揉め事があった時。
「まーたなんかやってる。学級会が長引いたら、帰るの遅くなるじゃん。」
って思ってました。
まあ、大体の揉め事は誰々さんと誰々さんが喧嘩しただとか、誰々が掃除をサボりましたとか、本当に関係してないことだったわけですが。
でも、クラスの出来事なので、本当のところは関係はしてるわけですよ。
考えなくてはいけない問題ではある。
しかしですね、あの時は、
無関心=かっこいい
みたいな。
そんな意識があったんですよ、どこかに。
すました顔で、興味がなさそうな顔で。
なんなら、「私が何か言ったところで、何か変わるんですか?」と心の中で思いながら、その日の夜ご飯とか、ドラマとか、ラジオのこと考えてましたよ。
これ、あの時は本当に正しいことだと思ってやってたんですよね。
なんの疑問も持たずに。
何も言わないということは、肯定であると受け取られる可能性があることにも気付かず。
恐ろしいですよ。
黙っているのが、良い子ちゃん。
大人なら、多少のことは黙っとくのが良し、みたいな。
私はずっとそう思っていました。
だけど、違いました。
少なくとも、今の状態で黙ってるのは違いました。
日本が、世界が揺らいでいる今、ただ言われたことだけをハイハイ聞いて黙ってるのは、大人じゃなかった。
批判が全てではないけど、常に疑問に思うことはやめないで生きなきゃいけないね。
よく見てみたら、おかしいことだらけだった。