音楽と生活と私

音楽や日常や映画やドラマついて主に語るブログです。

昔からめっちゃドラマ見てた

ドラマをちゃんと脚本家まで気にして見るようになって気づいたことがあるんです。

 

それは、そういや小さい頃からめっちゃドラマちゃんと見てたな、ということです。

脚本家を調べてみたら、出るわ出るわ見たことのあるタイトルのドラマ。

 

ちなみに、私が人生で1番最初にちゃんと見たドラマ(認識しているもの)は、2000年放送の平成夫婦茶碗だったんですが、脚本家を調べたら森下佳子さんでビビりました。

しかも脚本デビュー作ですよ、これ。

めちゃくちゃ覚えているんですが…。

 

森下さんといえば、前クールの「天国と地獄」も見ましたし、その前の「義母と娘のブルース」も見ましたからね。

もっと前のだと、セカチューも見ましたから。

…あ、なんか言い方懐かしい。

てか、全部綾瀬はるか出てますね、すごい。

 

昔から、よくドラマを見る家族だったんですよ、うち。

家族でハマったドラマも数知れず。

特に、土曜9時の日テレ、フジの月9は毎回見てた気がします。あ、木曜のTBSも見てた気がする…。

 

古いとこで言うと、ランチの女王サトラレ不機嫌なジーン、人にやさしく、僕の生きる道結婚できない男オレンジデイズ、マイ☆ボス マイ☆ヒーロー…とか出したらキリがないですね、とにかく見まくってたんですよ。

そんで私、そういや小学生の時から楽しみなドラマのために頑張ってたな、授業…とか思い出しました。

あーそういや、小学生の頃は、いいとも選手権かテレビジョンとかでドラマのあらすじを知って、面白そうなものを見てましたね。

好きな俳優ありきじゃなかった分、中学時代とかよりも健全な選び方してたかもしれないです←

 

あとは、家族の共通の話題として機能していた部分もありました。

両親は共働きで、毎日家族みんなで食卓を囲むってことはなかったので。時間差で食べてて。

遅くに帰ってきた父がご飯を食べるのを見ながら、ドラマを見ていたなぁという思い出が。

 

 

で、視聴率とかWikipediaで見てたらやっぱり気になるんですけど。

ドラマ見る人減ってますよね?

 

動画配信サービスも増えて、ボタン一つでドラマも映画もいつでも観れるようになりましたけど、民放ドラマはそうじゃなくて。

もっとナマモノというか。

現在進行形で製作されてて、なんなら今日だってドラマ撮影してるかもしれない状況を楽しめるのって、今だけなのに、って思ったりしてしまいます。

 

それを感じるのは、過去の名作ドラマにリアルタイムで出会えなかったことに、寂しく思ったりすることがあるからですけども。

 

話題になってるけど見てなかった、気になってたけど1話見逃したから見なかった、なんとなく時間が合わなかった、とか色々理由をつけて、見なかったドラマの中で、「あー!これはもう少し前に知っておきたかった言葉だー!」とか感じてしまうこともあるんですよね。

リアルタイムでドラマ楽しむの最高です。

 

ちなみに今、グサグサ刺さっているのは、「大豆田とわ子と三人の元夫」です。

坂元さん脚本は、大体グサグサ刺してくるので、「最高の離婚」もこの前ようやく見たんですが、これもとんでもない名作でした。

 

ドラマの何が好きかって、他人の人生を見ることで、その間だけは自分の人生を一旦忘れられることです。

 

なんかこれ、私の場合は物心ついた時からずっとなんですけど、自分の人生を生きるのに疲れちゃうんですよ。ふと突然。

保育園の時の記憶がまだあるんですけど、給食を食べながら、早く食べ終えて遊んでる園児たち(当時は自分も園児ですけど)を見て、「あーあ、みんなは楽しそうでいいな。」とか考えてたんですよ、アホですよね。

あんたも楽しく遊べば良いじゃん、って話ですよね。

 

でもなんか、目の前で起きてること全部が現実で、今からの私の言動で全部変わっていくんだって考えたら、身動き取れなくなりそうになるんです。

これもうずっとです。思考のクセですかね?

あーもう面倒くさいな、全部止まらないかなぁ、一旦世界が全部止まって、とにかく考える時間をくれないかなぁってずっと思ってました。

今も思ってます、てか大人になってからのほうがそう思う回数増えました。

もう全部投げ出して、実家の犬と海沿いを散歩してたいって思うこともしょっちゅうです。

 

そんな気持ちも、ドラマ(映画もですが)見てる時は止まってくれるんです。

一旦止まってくれる。

ありがたや、ありがたや。

 

やっぱり、私の人生には芸術が必要です。